2008年6月10日

人はパンのみに生きるにあらず

昨日私が参加している地域ボランティアである「消防団」の消火訓練大会に参加しました。

この大会に参加するため毎朝4時半から6時半までひと月練習をします。これは結構大変な作業です。

出場メンバーは5名、サポートターが10名くらいいます。私は4年前エスコを立ち上げた年にメンバーで出場しそれからは毎年指導者として参加しています。

大会と言っても皆さんがイメージしているものとは別物でこれは「競技」です。正式には「消防操方競技会」というくらいですから地区大会・県大会・全国大会と段階があるのです。

競技時間は約5分、どういう内容かといいうと、火災現場を想定し60m先の「火」と書かれた的に向かって5名が連携して20mのホースを3本連結し 水槽からエンジンポンプで水を吸い上げて水をだして的を倒すスピートと安全性を競うというものです。ちょっと滑稽に思うでしょうが・・みんな大真面目なん です。

指導していて毎年思うことは「人はパンのみに生きるにあらず」・・人はお金(糧)のためにのみ動くのではなく、多くは目的のための行為や価値観のために動くものだと感じています。 でなければどう考えても結びつきません。毎日だいの大人が15人くらい朝出勤前に無給で練習する・・すごいことだと思いませんか? 練習をはじめるころは 周り番なのでしょうがなく始めるのですがだんだん集中しひと月近く練習していくと「優勝しよう!」なんて言い合ってモチベーションが上がっていくのです。 消火をするための訓練という初期の目的は1週間ほどで十分達成していると考えるとあらためて人間とは面白いと感じます。 たぶん会社の行事で有給で行った ら、結果は逆ではじめはモチベーションが高い始まってひと月かけてだんだん落ちていく・・そんなイメージをしてしまします。 

私の好きな映画のシーンで「荒野の7人」のステーィブマックイーンのセリフがあります。映画の内容は腕の立つガンマン7人が安いお金で貧困の村を盗 賊から命をかけて守るという話ですがその中で、盗賊が「なぜおまえたちのような凄腕たちがこんなつまらない仕事をするのか?」とのにステーィブマックイー ンが尋ねるシーンがあります。その時の答えが「以前ある村を訪ねた時に裸でサボテンの畑に飛び込んでる奴いがいた、そいつになぜそんな馬鹿なことをしたの か尋ねると、その時はそれでいいと思った・・と言ってたぜ」というものです。 

この言葉からくる感情は人のやさしさ・情・などに触れて自分でも説明できない行動を表現したものでしょう。

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