今年は2人で
昨日、恒例の富士山に登ってきました。
今年は志向を変えて夫婦で登ってみたらどうだろう?と5月初旬に妻に聞いてみました。彼女も結構乗り気でそれからというもの毎日エアロバイクで10km+腹筋などの自主トレーニングをおこなっていたようです。
6月第一週に登山日を13日に決定し彼女に確認すると、体力もついたのでチャレンジしたいという返事でしたので今年は2人で登ることにしました。
今年は昨年の3倍くらい雪が多く途中から登山道が全く埋まってしまっているため「アイゼン」(足につける鉄の爪)をつけての「直登」(普通は左右斜めに交互に登る)しかないためかなり危険もありベテランクライマーで無いと本来難しいのですがヘルメットとロープを持参し備えました。
数年前まで彼女とはアルプス縦走登山などを一緒にいっていましたのでそれなりに経験はありますが雪山は初めてでしょうから困難が予想されました。
私の今回の登山テーマは「自分もつらい中、登山パートナーをどれくらいサポートできるか。そして登頂し無事帰ること」でした。
朝3:30に富士吉田口を出発し彼女のペースでゆっくり上がり、8合目に7:00ここまでは楽勝、ここから蛇行なし雪山直登開始です。私が足場を造りその通り彼女がそれに続く感じで登っていきました。さすがにきついのか途中何度も弱気になり弱音を漏らしましたが歯を食いしばりついてきました。私もどうモチベーションを上げるかを色々と工夫しながら声をかけていきました。
私の思う登山コツは「頂上を見ないで右足を1歩、左足を1歩を繰り返す」ことだと思っています。
みんな早く頂上に行きたいという思いで頂上ばかり見てしまい体力と気力のバランスが狂いモチベーションが落ちてしまうのです。
富士山の最大の敵は酸素です。アルプスの山々はどんなに高くても富士山の8合目くらいなのでそれ以上の高度は酸素希薄で人間の体力を極端に奪います。又、雪山直登は例えると砂場のランニングに近いです。上から見ていても大したもんだな~と思いながらサポートしていきました。 なんだかんだで苦節7時間半なんとか登頂することができました。 しかしながら彼女はくたくたのスタミナ切れ・・頂上を楽しむ余裕はなさそうでした。(私も高山病になったとき経験があります)この経験が次はもっと楽に登って頂上を楽しもうというチャレンジにつながるのです。 ということで20分程度の滞在で早速下山を開始しました。 彼女はもはや「もぬけのから」状態ふらふらしながら山を下ります。 彼女のザックを私が持ち、足場の安全をサポートしながらの下山は私も少しこたえました・・ なんとか無事登山口へ到着! 登山中と下山後いろんなことを話しました。登山経験と人生のことに置き換えて色々と、彼女はどんなテーマをこの登山に抱いていたかは聞いていませんが、べそかきながらでもやりきった事実には本当に脱帽です。 私は自分のテーマはまっとうしましたので普段の登山とは別の充実感を得ることができました。 まだまだ行ける!自分の底が見えなかったのがうれしかったです。
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