2010年2月15日

学ぶこと多き人たち

私の自宅は宇都宮市の郊外に位置し田園地帯の中にあります。

よって周辺住民は農家が多く、地区の寄り合いは農家の世帯主が中心で

いろいろと行事を行っています。

世帯主というとみなさん70歳以上の方々です。

私の父もその該当者ですが先週から毎日みんなで毎年恒例の「味噌作り」

に参加していました。ところが昨日朝、血圧が上がり参加できないので代わ

りに出てくれないか?と頼まれてしまいました。

味噌作り?そんなの見たこともやったこともない・・ぶつぶつ文句を言いなが

ら渋々会場の集落センターへ向かいました。

 

思ったとおりすべて高齢者の方々・・ そそくさとあいさつをし代理で来た旨

を伝えるとまず「やすきちゃん!まぁ座って茶を飲めや!」とのこと。

朝からいろんなものが出るわ出るわ!みんないろいろな食べ物を持ち寄って

くるのがしきたりで、すべて手作りの総菜のオンパレード・・あんことカボチャ

の和えもの、おでん、漬物各種、自家製パン、しもつかれ・・その他たくさん

会話内容はシンプルだがとても温かい。

すこし和んでから作業開始。

まず800kgの米と大豆をみんなで炊き麹を作る。かま10個でどんどん炊い

ていく炊きあがると別の場所にはこびみんなで冷ます。麹菌を混ぜ発酵機

の中へ労働の姿勢は高齢者に学ぶ部分はとてもあります。

誰一人と手を休めるものはおらず、あわてず、冷静、動きに無駄がない、

これが日本の高度成長を支えてきた「勤勉」の鏡である。

みな自分の持ち場を全うする。

ある方はかまを洗い続ける、もちろん手袋もせず素手で真水である。

ある方は熱い豆を一心不乱に手でかき交ぜる。

これは本来の日本農村の共栄共存の姿の一部であろう。

私が今回学んだことは

「持ち寄り共に助け合う大切さ」

「利己の為の自己主張は一切ない和」

「労働を喜ぶ姿勢」

「物を大切にする心」

それと味噌作りの楽しさなど・・

今後は機会があったらこういうコミニティにどんどん参加し日頃の

効率重視だけでなく「和」などの考え方の幅を持てるようになりたいと

感じた一日でした。

 

しかしながら昼食のメインディッシュが1人15cm正方形、厚さ5cmの

おはぎだったのにはびっくりしました・・食文化は変わりましたね。

 

 

 

 

 

 

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